OKAYAMA Swing 		Street

カクテルグラス
カクテル講座
Step1  「カクテルとは?」 「プロと一般の方の違い」 「ご家庭での楽しみ方」
       「製作の4技法」



カクテルグラス  カクテルとは?
カクテル(cocktail)は通常、「数種の酒、ジュース、乳製品、薬味等を混ぜ合わせた飲み物」のことです。これは、広い意 味でのカクテルと言うものの定義です。
 単一のお酒やジュース、水などを「ストレート・ドリンク」と言い、いくつかの材料を混ぜた飲み物のことを「ミックス・ドリンク」と言うのです が、このミックス・ドリンクが一般で言われるカクテルです。という事は、ウイスキーや焼酎の水割り等も広い意味でいうとカクテルなのです。ちな みに、狭い意味で言えば、カクテルグラスに入れて短時間で飲むミックスドリンクの一種で、いわゆるショートドリンクのことです。



カクテルグラス  プロと一般の方の違い
私達プロのバーテンダーは、日々勉強したりシェーカーを振る練習など修練しています。ですから、お客様にお出しできるカクテルを作れるようにな るには、かなりの時間と努力が必要です。カクテルをつくるには、材料であるお酒の歴史や製造方法なども頭に入れておかなければなりません。私も バーテンダーを志しまして14年を迎えるのですが、まだまだ修業中でございます。入門して1年位は睡眠時間3時間でがんばっておりました。
 そして材料にもこだわりがあります。氷の大きさや強度、ミネラルウォーターの銘柄。フレッシュジュースの搾り方。そして特にお酒の銘柄。同じ カクテルを違うバーで注文して全然違う味だった経験がありませんか?同じジンでも銘柄が変わると全然違う風味になります。リキュールなどは、た とえば、同じブルーキュラソーというお酒でも、銘柄により甘さや苦さ、そして色までもが違うのです。バーテンダーは自分の一番美味しいと思うも のを使用しています。(味覚は個人差がありますが。)  ただ一般の方の場合は違います。作ったカクテルをお客様にお売りするのではなくご自分やご友人、恋人などと楽しむために作るのですから、おい しければ、それでOKなのです。



カクテルグラス  ご家庭での楽しみ方
お食事前にプレディナーカクテルとしてカンパリベースのスプモーニ、お食事の後のデザートのかわりにカルーアミルク等、やはり、お食事に絡めて 楽しむのが良いのでは?
  又、休日などに、庭でバーベキューとともにジントニックを飲むのも、おつなものです。
  私達バーテンダーは食前にはプレディナーカクテル、食後にはアフターディナーカクテル等、その日のお食事の内容や、バランスなどを考えてカ クテルをセレクトするのですが、一般の方の場合は、自由に好きなものを飲みながら食べればよいと思います。
 本来はあまりお薦めできませんが、大好きなお刺身を食べながら大好きなジントニックを飲むのでもよいと思います。いろいろ試してみて自分で合 う合わないを判断してみて下さい。
  只、もう少し粋に楽しみたいのなら、やはり勉強したほうがよろしいでしょうが。
  この講座でも、あまり堅苦しくない程度に、ご説明して参ります。


オレンジ カクテルのスタンダート・レシピには、マンゴージュースやマスカットジュース、カルピス等は登場しません。ですが、ウォッカ等に好みのジ ュースを合わせてみるのもよいでしょう。お母さんが冷蔵庫の中のあまりもので、パッパッとお料理をつくるように、正式なレシピに囚われすぎない で、自由につくって、おいしければそれでOKなのです。
  氷は出来れば、コンビニなどの氷がよいでしょう。水道水で作った氷はカルキ臭がすることがありますので、ミネラルウォーター等を凍らすのも手で す。シェーカーを振るときの氷は通常の家庭の氷でも差し支えないと思います。

  私も何度か、10人ほど集めて、家庭でお食事&カクテル会をいたしましたが、お料理もカクテルも私が作っていたため、自分は全く飲み食い出 来なかったという思い出があります。その日のホストなのであたりまえなのですが、ちょっと淋しかった。担当を決めて、分担制にして楽しんだほう が良いと思います。


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